以下はメーカーが発表した店頭価格の値上げ見込みです。
改定日はメーカーの出荷・納品基準です。その日からすべての店の値札が一斉に変わるわけではありません。率は実売価格の調査結果ではありません。対象商品の詳細は各公式発表を確認してください。
カフェやコンビニのコーヒーを含む長期的な値上がりは、コーヒー価格推移で別に比較できます。
価格が変わるだけでなく、中身が減る場合もあります。次の2例は、ネスレ日本が発表した2025年3月1日発売分からの変更です。価格は当時の税込希望小売価格で、現在の実売価格・全国平均ではありません。
スターバックスの粉:969円のまま、160gから140gへ
対象は「スターバックス レギュラーコーヒー 粉 ハウス ブレンド」。値札は同じでも、100gあたりでは約14.3%高くなりました。カフェ店舗のコーヒーではなく、家庭用の粉です。
同じ10gを使って淹れるなら、粉代は1杯約60.56円から69.21円へ、約8.65円増える計算です。
ネスカフェ エクセラ:1,293円・170gから1,617円・150gへ
こちらは価格の引き上げと減量が同時に行われました。瓶の価格は約25.1%上がり、100gあたりでは約41.7%の値上がりです。
出典:ネスレ日本・2024年11月7日発表(PDF 4ページ)。希望小売価格と内容量は発表値、100g単価・1杯代・個別の増減率はCOFFEE SIGNALの計算値です。中身や品質の違いを補正する計算ではなく、2商品の割安さを比べる表でもありません。
自分が買う商品の変更前後の価格と内容量を入れると、量の違いを含めた値上げ率が分かります。前後ともレシートの税込価格など、同じ条件で入力してください。
最初は上の「ハウス ブレンド」の実例(969円・160g → 969円・140g)を表示しています。自分の商品は値を書き換えて計算できます。
内容量の違いを含めた値上げ率
約14.3%の上昇袋の価格は据え置き / 内容量は12.5%減少
変更前の100g単価605.63円
変更後の100g単価692.14円
この入力条件での1杯・月・年間の費用差を見る
変更前:1杯10gなら60.56円
変更後:1杯10gなら69.21円
1杯あたり約8.65円の負担増
月30杯なら約259.55円、12か月では約3,114.64円の負担増
飲む量から求めた、消費量に応じた費用差です。何袋買うかを計算した支払額ではありません。水・電気・器具・紙・ミルク・送料は含みません。
計算式・入力範囲・注意点
- 100g単価 = 税込価格 ÷ 内容量g × 100
- 値上げ率 =(変更後の100g単価 ÷ 変更前の100g単価 − 1)×100
- 1杯の費用差 =(変更後の1g単価 − 変更前の1g単価)× 1杯の使用量g
- 月額差 = 1杯の費用差 × 月の杯数。年額差 = 月額差 × 12
価格0.01〜100,000円(小数第2位まで)、内容量0.1〜10,000g、使用量0.1〜100g(gは小数第1位まで・前後の内容量以下)、月の杯数0〜1,000の整数。空欄を0や以前の値で補いません。入力値は送信・保存しません。ツールを操作した事実のみ既存の利用計測の対象です。
途中では丸めず、表示時に金額を小数第2位・率を第1位へ四捨五入します。品質や物価全体の変動は補正せず、CPIの再現ではありません。容量変更と価格の考え方:総務省統計局
上記のネスレ・UCCの発表では、コーヒー豆の調達費、円安、包装資材・物流・エネルギーなどのコスト上昇が理由に挙げられています。
これはメーカーが説明した改定理由です。個々の商品の値上げに、どの費用が何円ずつ影響したかまでは公表されていません。国際相場の上昇率を、そのまま店頭商品の値上げ率として使うことはできません。
コーヒー豆の国際価格推移を見る →
希望小売価格と、スーパーの値段は別
上の実例はメーカーの希望小売価格です。自分の負担を確かめる場合は、前後ともレシートや購入履歴の税込価格で比べてください。通常価格と特売価格を混ぜると、値上げ以外の差も入ります。
粉とインスタントは、100gの値段だけでは比べられない
1杯に使う量が違うためです。別の飲み方に替える場合は、インスタントとドリップの1杯代を比べてください。
ドリップバッグは「1袋あたり」で比べる
セット価格を袋数で割ると、飲む1杯の値段が分かります。この計算機のg欄へ袋数を入れないでください。ドリップバッグの1杯単価を計算する →
昔の値段が分からなければ、推測で埋めない
当時のレシート・購入履歴・公式発表がないと、その商品の正確な値上げ率は出せません。商品の中身や品質が変わっている場合も、価格と重量の差だけでは同条件の比較になりません。